2011年9月8日木曜日

一進一退

なんとか母に体力をつけてもらいたいのだけれど、胃のムカつき、そして何より出血が怖くて無理をさせられない毎日です。

5日、日曜日は冷凍室にあったサワラをフライパンにほんのりガーリックで香りづけしたオリーブオイルで焼き、同じく冷凍室にあったジェノベーゼソースを添えてメインディッシュに。母の分はキツネ色の焦げ目のついた皮や骨を外して、ひとまわり小さくして出しました。
付け合わせにズッキーニと自家製プチトマトのバター蒸し。副菜は何だったろう?
忘れてしまったけれど、「美味しい、美味しい」とほとんど完食してくれたのがとてもうれしかったのです。
が、翌日、すっかり調子を落としてしまい、朝、昼、晩とごく少量しか食べられませんでした。

出血がひどくなったのでは…と恐れながらも、しかし、なんとか食べてもらわなければ体力も落ち、やせてゆく一方です。

そこで5日、月曜日の晩は、ほんの一切れずつ魚屋さんで買った卵焼きと昆布巻き、キュウリの薄切りしそドレッシング和えなどを前菜風に盛ってメインに。

昨日、6日は西荻に買い物に出て、西友や無農薬八百屋のナモ商会でいろいろと物色。冷や奴やごま豆腐のようなものなら食べられそうという母のために、美味しそうな絹ごし豆腐とごま豆腐を探したのですが…なかなかこれはと思うものがなく、昔よく行ったスーパーに行ってみたら、有名な『男前豆腐』を発見。ごま豆腐の方はどうということのないものでしたが、男前の絹ごしと合わせて、2色の豆腐をメインディッシュにしました。副菜は湯むきトマトだったかな?
悩ましいのは、父は最近、肉を食べたがるため、別メニューを出さなくてはならないところ。おまけに昼と晩は必ず漬け物を欲しがるし、佃煮は保存用の器から直箸でとってしまうので(何度注意しても止めない!)父の分だけ取り分けて…と、ひとつひとつはどんなに手を抜いても、配膳に手がかかることといったら!

決して調子が良いわけではなかった母が、2色豆腐は完食してくれたので、今日も続けて同じ主菜。父には冷凍庫にあった牛肉と焼き肉のたれで焼き肉、副菜として絹ごしのみの冷や奴を(父はごま豆腐が好きではないため…あぁ、ややこしい!)。野菜が足りないので、共通の副菜として、焼きナスのもずく酢和え。汁ものは昨日のタマネギのお吸い物の残りに、作り置きのだし汁を合わせてワカメを入れて、うまみたっぷりのお吸い物に。

母の勧めで、水曜夜の英語教室だけは続けているので、以上を慌ただしく用意して盛りつけ、配膳し、声をかけ、外出。
帰りに買い物をして家についたら、ふたりとも完食してくれていたので、苦心のかいがありました!

それにしても、どうして人間は毎日毎日1日3食も食べなくちゃならないんだろう?なんて、時折うんざりしてきます。特に昼ご飯の支度にうんざりしていた母の気持ちがわかる今日この頃。正直、母と二人だったらずっと楽なんですが。

明日は、父が嫌いなので母はずっと遠慮していたサンドウィッチを作ります。嫌なら父は食べなくてもよろしい!

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